Hey!Say!JUMP LIVE TOUR 2022 FILMUSIC! @有明アリーナ 9/18 2部 レポ
どうも。
「Hey!Say!JUMP LIVE TOUR 2022 FILMUSIC!」の有明アリーナ公演に行ってきた。
有明アリーナはジャニーズが初めて使う会場だった。最寄り駅はいくつかあるが、行きは東雲駅、帰りは国際展示場駅を利用した。東雲駅は有明アリーナの公式サイトでも最寄り駅として書かれているのだが、殆ど利用者がいないように見えた。逆にゆりかもめの有明テニスの森駅から向かう道は、歩道が狭く、更に当日は近隣の東京ガーデンシアターでライブがあったのもあってか、かなり混雑していたと聞いた。徒歩20分近くかかる上に、人の流れについていく、と言うことは出来ないが、体力・服装面で余裕があり、混雑を避けて時間通り行動したいなら、東雲駅の利用は結構オススメしたい。ただ、特に夜公演の帰りは周辺が暗いので、人通りが少ない東雲駅は少し危ないかもしれない。りんかい線利用なら、帰りは国際展示場駅を使うのが良いと思う。帰りはそこまで道は混雑はしていなかった。
まさか行けるとは思っていなかったので事前に十分に曲を聞きこむことも出来ず、グッズの購入も間に合わず、実感も沸かない中で向かうと、席はまさかのアリーナ席。バックステージ寄りの花道近くだった。有観客Fab!ツアーと言い、WESTのナゴヤドームと言い、コロナ禍に入ってから異様に席運がいいのはなんなんだ。声が出せないんだぞ、これは拷問だ。
そんなこんなで実感が無いまま開演。メンバーが出てくる映像ではなく、ツアーロゴが中心の映像。今回はグッズのペンライトにビーズが入っており、マラカスのように振って音を出すことが出来る。ライトを振るのを促すようにリズムを刻んだ映像だった。
- ネガティブファイター
意外な1曲目！実はセットリストは事前に見ており、1曲目がこれなのは知っていたのだが、情報を見た時点では、この曲が1曲目で盛り上がる絵が浮かばなかった。始まり方が比較的控えめだからだ。しかし、そんな控えめな最初の0サビをカットして音が厚いイントロを最初に据えて来たのは驚いた。誰が考えたんだろう。こういうのは有岡くんが考えそうだ。そしていきなりメインステに紙吹雪が舞うわ、センステに移動してきて近すぎるわでいきなりプチパニック。
- 春玄鳥
センステはせり上がる仕様！アリーナ席でも見やすくて助かる。これ本当良い曲だね…。
バックステージに移動してたんだけど、伊野尾くんがにこりともせずに伊野尾担に公約通りのギャルピースをしてて笑ってしまった(笑) ファンサって言うより作業だったよあれ。薮くんが花道を闊歩すると国が建っていた。
外周からメインステに移動するんだけど、レールに沿って動く小さなムービングステージみたいなのに乗ってた！
なんとこのミニムビステ、リフターにもなっていて上昇！凄い、ジャニーズの舞台装置を小さくまとめたような。てかこの曲かなりお久しぶりだよね？10周年以来かな。薮くん、今年2本ミュージカルを経て歌唱力が尋常じゃないくらい上がっていて、薮くん無双ゾーンがすさまじく進化していて、歌声だけで大陸が隆起していた。なんだあれ。
メンバーが順番に出てくる映像。チケットを嬉しそうに見せてくる知念くん。向かいの席に座っている人に向かってパンをあーん、と思ったら中華まん？を美味しそうにほおばる裕翔くん(笑) 裕翔くんが会計の伝票を渡して受け取ったのは花屋の有岡くん。有岡フラワーショップの花は俳優・伊野尾くんの贈花として使われていた。伊野尾くんが扉を開けると薮くんが映画館に入ってくるシーンに切り替わる。レジのおじさんがPARADEツアーのOP映像のおじさんだったみたいなんだけど、全く気付かなかった。薮くんしか見てなさすぎでしょ、私。薮くんがポップコーンのカップをかっこよく滑らせると髙木くんがカッコよく滑ってきた酒（多分）を受け取る。八乙女くんの肖像画が印刷された大量のお札をアタッシュケース？に入れて閉めると、山田くんがビリヤードをしているシーンに切り替わる、みたいな構成。八乙女くんの登場のさせ方含め、配役完璧！
- MASTERPIECE
参戦直後に記したノートには「国」とだけ書かれていた。多分薮くんのフェイクのところで国が建っているのが見えたんだと思う。
- OH MY BUDDY
ロゴの「！」マークが光ってゆらゆら揺れるキャスター付きの椅子みたいな装置を使っていたんだけど、なんだあれ！？ロゴの揺れ方が不規則で不気味だった。
- 群青ランナウェイ
- 僕はVampire
- Fate or Destiny
OMBからこの3曲の流れが凄く良かったんだよね。嘘だと思うじゃん？一回プレイリスト組んで聞いてみ？（誰）私は『僕はVampire』がここまで前後の曲に馴染んでいるセトリは初めて見た*1。『僕はVampire』、5月発売のトリプルA面で歌割をシャッフルしたバージョンを出したのに、ここではほぼ通常バージョン（圭人くんと八乙女くんがいないバージョン）だったのは笑っちゃった。流石に山田くんの見せ場を削ったら暴動が起きると判断したのかな。2人減ると凄くセリフの部分が空くんだね。
その後にFoDを持ってきたのは見事だった。難しい曲調だから、入れる場所かなり悩みそう。この曲の位置で、このライブのセトリ全体の評価が大きく上がったと感じた。
- Change the world Y2K
外周移動。初めてこの曲の音源を聞いたとき、ウィーケンやユアシドの曲の一部が組み込まれていて、懐古厨の幻聴かと思ったけど、幻聴じゃなかった。途中で縦に揺れるのを煽られたとき、「あれ、ジャニーズWESTのライブに来たのかな？」と思った。
縦に揺れるのを煽られたライブ↓
- 業務☆スーパーマン
Y2Kの時、ミニムビステの下方にミラーボールが見えて、いつ使うんだろうと思ったら早速この曲できらめいていた。やっぱりブラスが聞いたファンキー＆キャッチーなアレンジの曲は盛り上がるね！でもいきなりメンバーがカッコイイ群青色の衣装の上から黄色いエプロンを巻き始めた時は笑っちゃった。髙木くんに至っては全然着用出来なくて自分の歌割になっても後ろでごちょごちょしてたし(笑) 給水中の有岡くんに水をせがむ伊野尾くん。物理的にググる動作をしてお調べ業務をする裕翔くん。WSの影響でカンチョーのイメージがあるかもしれないけど、この公演ではカンチョーしてなかった。
超余談だけど、この曲を振付した知念くんが「素人が簡単に踊れるようには作ってないので、踊るからにはちゃんとやってね（ニュアンス）」とファンに挑戦状を叩きつけていたと聞き、キミアトやChau♯をフルで踊れる女は知念くんをガン見しながらガチで踊り切った。ファンをなめてもらっちゃ困るぞ。
アルバム曲個人MVに参加できないメンバーにアポトキシン4869を飲ませて参加させる天才ムーブを決めたMV↓
- Come On A My House→Get Out Of My House→Come On A My House
カモナのセリフを知念くんが言わず闇堕ち→出てけマイハウス→知念ちゃんが戻ってきた！カモナマイハウス！って感じ（雑）。出てけマイハウスの知念くんがアドリブで凄い変な動きをし出して、誰かずっと笑ってんなと思ったら山田くんだった。
MCはこちら↓
- ビターチョコレート
本当に超個人的な感情で申し訳ないんだけど、この曲を提供した人が本当に苦手で*2、折角の伊野尾くん主演のMVどころか音源も一度も再生せずにライブに行くという暴挙に出てしまったんだが、目の前が薮くんの立ち位置で照明のアングルも相まってメシア降臨そのもので歌どころじゃなかったので個人的には良かったです。最低な感想でごめんなさい…。私はミルクチョコレート派です。
- チョコラタ
ビタチョコの曲名を見た時に「チョコラタみたいだなあ～」と思っていたから、まさかこの2曲を連続でやるとは思わなかったね。目の前に山田くんが来て焦るあれをやりました。楽しかったです。「ボクを食べて…」の時に後ろを向かれて泣いた。
- 君がみた一等星
大サビあたりで花道の真上に天の川が現れたんだけど、「星の雨かな？」と思った（またジャニーズWESTネタ出すな）。
- 恋をするんだ
花吹雪が綺麗だった。キャストによるキスシーンの副音声ほど面白いものってないよね（ドラマの話をすな）
ここで2007年のデビューコンからの全てのコンサートを時系列でまとめた映像。普通に初参戦のLWMやsmartあたりで涙が止まらなかったね。嵐が人生の栞なら、JUMPは学生時代の青春のアルバムなので。
- Ride With Me
UMP来ると思ったらまさかのRWMでちょっとどよめいたよね？ちなみにUMPは今回セトリに入らなかったのでドームツアーの1曲目に来ると思ってる。
- 狼青年
- BANGER NIGHT
「この流れキツそ～」と思いながら見てた。他人事か。バンガナの最後の花火、これ有明だけなのか分からないけど、音量凄くなかった？爆発みたいな鼓膜に来る音量だった。火薬の量大丈夫か…？
髙木くんがゼェハァ言いながら
雄「ちょっと待って…マジでちょっと待って…疲れてんだよ、OVER…（ガチ）」
- OVER
- 真夜中のシャドーボーイ
- Sing-along
- キミアトラクション
- Chau♯
- 真剣SUNSHINE
- 瞳のスクリーン
- ありがとう 〜世界のどこにいても〜
- ファンファーレ！
怒涛のセリフ曲メドレー。JUMPって言われてみるとセリフ曲多いね。因みに薮くんと伊野尾くんはキミアト以外のシングル表題曲に目立ったソロのセリフがないので、それぞれ真剣サンとChau♯でオリジナルセリフを入れる。
Chau#
伊「頭ぽんぽんする？？？」
真剣サン
中島健人？？「マジなんだよ…マジで！！！」
中島裕翔（本人）「何が？？？？？？？？」
ありせかでは有岡くんのセリフ前に伊野尾くんがあおってボケ倒すのが恒例に（このレポ毎回おもろすぎるから映像化するときは全公演分まとめてほしい）。
伊「おい！！！お前の座右の銘を言ってやれよ！！！！」
有「thanks」
個人的にはしっかり踊ってるChau♯を見られたのが感動だった。CARnivalツアーの横アリ公演ではキミアトに押し出されてトロッコ枠だったし、10周年ツアーもトロッコだった。
ファンファーレの「忘れられないよ」の直前の裕翔くんパートでなぜか裕翔くんが髙木くんに絡みに行って、その直後に「忘れられないよ」が入ったもんだから、裕翔くんがマイク通さずに大笑いしてたのが丸聞こえだった(笑)
- 我 I Need You
いきなり1番Aメロで伊野尾くんが歌い忘れて、その直後の裕翔くんに「足りない足りない"今"足りない、こんなんで大丈夫！？」とあおられる始末。大サビ前の山田くんや指2本投げキッス。
- TO THE TOP
10周年ツアー以来かな？歌割は入れ替えたバージョン。実は入れ替えたバージョンは初めて聴いたんだけど、薮くんの歌割が全部解釈一致で泣いた。
- サンダーソニア
バラードで終わらない本編、すごくいい。割と最近までJUMPコンは馬鹿の一つ覚えみたいにバラードでロングコートで本編終わるみたいなところあったから。この曲を最後にしようと言い出した人、一生セトリ考えていてほしい。にしても春玄鳥と言い、sumika提供曲はJUMPと相性が良くて外れがないね。歌詞やメロディーが上品だし、ロックサウンドが激し過ぎない。毎年1曲くらいの頻度で作ってくれないかな。
メンバーがはけた後、エンドロール的映像。マスピ前に流れた映像のメイキングを添えて。中々うまくポップコーンを滑らせられない薮くん、逆にうまくお酒を受け取れない髙木くんなど(笑)
- ナイモノネダリ
- JUMPing CAR
- 明日へのYELL
この2曲はどうやら有明当選者に取ったアンケートで選ばれた2曲らしい。因みにアンコール2曲目は（現在セトリが判明している）和歌山公演まで全部『JUMPing CAR』らしい。強すぎ。1曲目は会場によっては『Ignition』だったりもしたみたい。そっちも聞きたかったな（薮くんの歌割が美味しいので）。アンコール1曲目がバラードなのも珍しいね。逆に新鮮だったよ。2曲目から3曲目にかけてはスタトロあり。立見席も間近でメンバーを見られたのは良かったね。
最後は毎回恒例の「俺たちが～（以下略）」なんだけど、コロナ禍に入ってから銀テープと言う概念が忘れ去られていたから銀テープが出てきた時は驚いちゃったよ。久々の裕翔くんの銀テープに「夢中なオタク煽り」を聞けて満足した。
最後はやぶゆとが残って、
薮「またねぇ～（満面の笑み）」
裕「またねぇ～（満面の笑み）」
で公演終了。最後はだいたいやぶゆとちねあたりが残りがち。
今回のライブ、一言で言うと「セトリの流れが良すぎる」！！！JUMPコンはセトリの流れの悪い所が目立ってしまうことがずっとあって。でも今回はセトリに段差のような躓く印象を抱かなかったし、それでいて緩急やブロックごとの世界観がしっかり出ていた上に、全体のコンセプトも一貫していた。映像を挟むタイミングも良く、内容が充実していたのも良かった。映像を見る時間が全然退屈じゃなかった。セットリストはコンサートの根本的な部分だから、ここが良いとコンサート全体の評価も自ずと上がってくる。席が良かったのもあるかもしれないけど、昨年酷評した有観客Fab!の方が席が良かったし、その時より明らかにポジティブな感想が出てくるのは、私の中でかなりハマったライブだったのかなと。
今回は、昨年から引き続きの有岡くん・知念くんに加えて、薮くんと伊野尾くんも演出に参加。薮くんはCARnivalカウコンの中継前後の尺の使い方が完ぺきだったみたいな話を聞いたことがあるから、流れを作るのに長けているのかなと思うし、伊野尾くんはユニット曲で明らかなようにセルフプロデュースの鬼だからね。JUMP担の友人とは常々この2人にコンサート演出を仕切って欲しいね、とは話していた。実際大正解だったと思う。今回限りとか寂しいことは言わずにドームツアーや来年以降のライブの演出にも積極的に関わって欲しい。この4人でこのツアーの映像のオーディオコメンタリーがあったら買うので、JSは全力で検討してくれさい。
勿論、演出面でも挑戦的な姿勢が見えた。OMBの椅子や、レールに乗っているミニムビステは他のライブでは見たことがなかった。「セリフがないなら作っちゃえばいいじゃない」と言う発想も面白かった(笑)
有明ナリーナは初めましての会場だったが、やはり新しい会場なだけあって全体が明るくて綺麗だった。トイレの数の充実さは流石。ドームに分けてやってほしいくらい。音響面で若干不安な意見を聞いていたのだが、MCの一部が若干聞き取りづらかった程度。音楽は特に気にならなかったかな。座席の案内が地面に書いてあって分かりにくい問題は、スタンド席に入らなかったので分からなった。もしスタンド席に入った方が言ったらレポコメントお待ちしております。あと、2階？の仮設スタンドがどうやらかなり揺れるらしい。揺れると酔う人がいるし、耐久面でも不安を感じてしまうので、至急改善をしてほしい所存。
今回はただでさえ八乙女くんが休止に伴って初めての7人でのツアーである上に、有明公演直後のドリフェスでは2人不参加に加えて突然の大先輩の登場、和歌山公演ではどうやら髙木くんが足を怪我？病気？してしまったらしく、構成に大きく変更があったらしい。無理はしないでほしいが、このツアーはあと1か月弱、ドームツアーは年明けまで続く。どうか全ての公演が万全の状態で開催されることを願ってやまない。
では。
