ジャニーズWEST LIVE TOUR 2022 Mixed Juice エコパアリーナ(静岡) 3/21 2部(17時30分開演) レポ
どうも。
「ジャニーズWEST LIVE TOUR 2022 Mixed Juice」の静岡公演に行ってきた。
ジャニーズWESTのライブに行くのは2019年のWESTV!ツアー以来実に3年ぶり。参戦したのは1月初頭の横浜公演だったので、当時はまだ嵐の活動休止すらも発表されていなかった頃、と考えると如何に時間が経っているかが分かって頂ける…と信じたい。2020年はコロナ禍で全公演中止からの配信に切り替え（と言うかそもそも全滅していた）、2021年は就活とどん被りだったので申し込みを断念したのでこれ程のスパンが空いてしまった。
WESTの曲と言うと、「証拠」あたりから（ぶっちゃけて言ってしまえば）熱血系バンドのような暑苦しい曲が増えたような印象があり、近年キラキラ王道アイドル路線を求めるようになった自分には合わなくなってきているのではないかと感じていた。しかし、リード曲の「Mixed Juice」を聴いた時に、所謂10年代後半のWESTのような「騒がしいけど元気が出る関西の王道アイドル」路線が戻ってきたように思えた。更に、演出担当の流星くんは嵐のツアーのリハーサルに帯同したりと熱心に演出を勉強している話をよく耳にしていたのもあり、今回のアルバムとツアーにはかなり期待していた。
静岡のエコパアリーナは初めての会場だった。アリーナの会場と言うと、「アリーナ席をスタンド席がぐるっと囲んでいる」のをイメージすると思うが、エコパは東西のみスタンドがある形式なので、会場はかなり小さく感じた（実際キャパもアリーナにしては小さめ）。私はスタンド席の後ろから数えた方が早い列番号だったのだが、ドームで言うと前の方にあたる番号なので、こちらも全然後ろの方には感じなかった。
会場ではだいたい20分に1回くらいのスパンで、WESTのメンバーからの注意事項の説明動画が流れた。その動画は、WESTのメンバーが与えられた日本語or英語の文を読む、と言うものなのだが、まあ、英語ですよ、問題は(笑) 淳太くんは英語ペラペラだからノープロブレムだが、残りの6人ね(笑) 4パターンくらい映像があって、毎回担当の文が違うのだが、だいたいみんなつっかえる単語が同じなのが面白い(笑) しかもテロップもつっかえると律儀に巻き戻るからジワリティが上がるのよ。分散入場のタイミングが早めだったのもあって、恐らく全ての映像を見られたはずだから、早めの入場でよかった(笑)
そんなこんなであっという間に出荷のお時間。以下のレポは個人の感想や主観を大いに含みます。ご了承ください。
- OVERTURE
ジュース工場の従業員をメンバーが演じる感じの映像。最後にジュースを入れた段ボールに行先のシールを貼るんだけど、それに「静岡」と書かれていたから、各会場違うんだろうね！会場ごとに映像が変わるのってテンション上がるよね。
- Mixed Juice
メインステージの大きなセットが何枚かに分かれて開いて登場！なんかセットが大きく動いて出てくる感じがWESTivalツアーのオープニングみたいだなと思った。
- We are WEST!!!!!!!
- ええじゃないか
ここでなんとアリーナでは珍しいムービングステージが登場！まあ席上の方だから開演前から見えていたんだけどね。『We are WEST!!!!!!!』では事前にファンから募集していた録音のコールが流れる。コール無くしてこの曲は無いからね。
- Anything goes
- Born to be Wild
『Anything goes』の前に、濵田くんの上手いんだか下手なんだか分からない「縦揺れしよう」的導入あり。『Born to be Wild』は踊ってたね。この曲は松潤お気に入りの一曲だそうで。
（映像）
四季を意識した映像。最後に流星くんが壁にペンキを塗りたくってたことは覚えてる（記憶力）。
- セラヴィ
一緒に入った重岡担のズッ友がこの日の昼公演で流星くん0ズレの席だったらしくて、「流星の流し目がヤバい！」「流星がめっちゃかっこよかった！」「汗までかっこいい！」とめっちゃ熱弁されて、その印象の方が強い（え）。最初外周にいるから双眼鏡でずっと見てた。最後センターステージで終わるんだけど、その時のポーズがめっちゃ流星くんど真ん中！みたいな終わり方をするからびっくりした。
- Big Shot!!
- 努力賞
『Big Shot!!』聴くとさ、バレー組の名前が出てくるから嬉しいよね（バレー組大好き芸人並感想）。『努力賞』はスタンドマイクで、後ろにめっちゃ令和のMV感あるアニメ映像（伝われ）が流れるんだけど、どうやらAdoさんのMVとかを手掛けている方が作ったらしいね。道理で令和っぽい訳だ（平成の魂を捨てられないにわか並感想）。で、『努力賞』が終わるとメインステージの一部が下がる。
- Plan B
淳太くん・神山くん・流星くん・小瀧くんのユニット曲。前の曲で下がったステージに4人だけが残って出てくるんだけど、椅子に繋がれた鎖が見えた瞬間「あ、これ進研ゼミ（と言う名のJUMPコン）で見たやつだ。『条件反射』だ！」となったJUMP勢が会場にいたと信じてるよ！！！アルバムは通常盤しか買ってなくて曲はJ Storm公式YouTubeのショート動画でしか聞いてないからまあほぼ初聴きだったのだが、「どうやら不倫・浮気の曲らしい」と言うのはなんとなく聞いていて。まあ『Into Your Eyes』のメンバー全員いるもんな。その椅子と鎖が配偶者or恋人を表していて、大サビで鎖を引きちぎることで最終的にPlan B=浮気相手を選んでしまったことを表現している、と考察している人がいて、うまいなあと思った。
- 情熱
重岡くん・桐山くん・濵田くんのユニット曲。なんか「ハーモニカ吹いてたな～」くらいの印象しかない。なんでだろう？良くも悪くも「いつも通りの重岡くんがいるユニットの曲」みたいになってしまって変わり映えしなかったのかも。そろそろ重岡くんも違った雰囲気のソロ・ユニット曲が見たい気もするけど、ある種の重岡ブランドみたいなものが確立されてしまって難しいのかね。
- ほほえみひとつ咲かせましょう
ランチパックの曲。この曲は神山くんが作ったサビの振付のレクチャー動画がFC限定で上がってて、これを見て覚えてきて一緒に踊ろう！と言うことなんだけど、この動画内で明らかに様子がおかしかった方がいたのよね。小瀧望と言うんですけども。一人だけ全く違うダンスしてるのよ(笑) だからね、私はそっちを覚えた（本家を覚えろや）。この曲でバックについている関西ジャニーズJr.の紹介もあった。
- でっかい愛
- 週刊うまくいく曜日
リフター使用。『週刊うまくいく曜日』でリフターから降りた後、りゅかみが外周でフェイント掛け合ってた。
- 喜努愛楽
MCでも言ってた、濵田くんの曲紹介を重岡くんが奪ってスタート(笑) 昼公演でもこのくだりで揉めたらしく、それを知っていた重岡担が観察していたら淳太くんが重岡くんに指示していたらしい(笑) 悪い奴だなぁ～(笑)
本当はここで細かく書いたMCレポのリンクを貼りたいのだが、何故かメモを紛失してしまったので、今回はMCレポなしでご了承ください。重岡くんのウザ絡みで口が悪くなる濵田くんがもれなく面白かった(笑)
- 涙腺
- ブーケ
アコースティック生演奏コーナー。ここで楽器を持って来てくれたLilかんさいのメンバーと軽くしゃべるんだけど、なんかしらんけど「誰の顔が一番好きか」選手権が始まって、バチェラー再現茶番になった(笑) 私はバチェラー見てないんだけど、こんな感じなんだな～って笑ってた(笑)
（Jr.コーナー）
- Lil Miracle
- UME強引オン
1曲目はLilかんさいのオリジナル曲、2曲目は昔少クラで聴いたことがある曲で知ってた。ずっと昔からある曲だよね。
- ブルームーン
- 真夜中のライオン
- 黎明
この流れ、うまいなと思ったのが、曲名からして夜→深夜→夜明けを表しているだけでなく、『真夜中のライオン』から『黎明』の間で黒い衣装から白い衣装に早替えをしたことで物理的にも夜明けを感じさせるのが良かった。あと、『黎明』では白い布が上から垂れ下がってきて、MVの雰囲気を再現していたね。
（映像）
「ジュース工場の奥にはめっちゃうまいジュースが眠っているらしい！？それに辿り着くためのミッションに挑戦しよう！」的な動画。いわゆるWESTライブ恒例の公演ごとに変わるバラエティ映像だね。今回のミッションは「リコーダーで指定された音を出せ！」と言うもの。順調に行ったと思ったら、桐山くんが後ろの穴を押さえ忘れて失敗。めっちゃうまいジュースにはたどり着けないのであった。 完
- W trouble
- YSSB
- PARTY MANIACS
- ごっつえーFriday
リミックスコーナーと言うことで、ここから怒涛のメドレー。『W trouble』で出てきた時は2020年にタイムスリップしたかと思った。やっぱり有観客で披露したい曲だったんだなと思ったし、自分も生で観たかった曲だから嬉しかった。そしてまさかの『PARTY MANIACS』ですよ。2番の「What?」が来ると藤井のファンは天に召されてしまうので、1番のみで命拾いした。そこからの『ごっつえーFriday』で一気に曲調が変わって驚いた。
- おーさか愛・EYE・哀
- アカンLOVE ～純情愛やで～
- ズンドコパラダイス
- ホメチギリスト
ここからは怒涛の定番曲や盛り上げ曲ゾーン。『おーさか愛・EYE・哀』はまさかの「あいあいあいあいあい、あーいあいあいあいあいあい」の部分だけやるという(笑) 地名が言いたかったのかな。『アカンLOVE ～』は重岡くんの「重岡！静岡！」が訳分からな過ぎた(笑) 淳太くんの「ボンボンキュ（以下略）」は無かったね。
- 証拠
- 僕らの理由
- ムーンライト
- サムシングニュー
ここからは割と…暑苦しいゾーンですね（言っちゃった）こういう曲調の楽曲って1曲ここぞ！と言うタイミングで歌ってくれるからこそ良さが引き立つものであって（ジャニフェスの『証拠』がまさにそれだった）、何曲も続けられてしまうと正直飽きちゃうんだよね（私だけかもしれないけど）。踊るわけでもなくて視覚的情報が目まぐるしく変わるわけでもないから。でも最後の『サムシングニュー』は良かったかな。セットが中々他では見ない動きをしていて面白かったのと、そのセットのおかげでメンバーが物理的に離れているのもあって、変にアツくなり過ぎずに大サビ前にしげりゅせが犬化しなかったし（歌番組見ればわかる）。ただ、セットが結構斜めなのもあってメンバーの足元が若干心配ではあった。
（映像）
「このご時世、アンコールってどうしたらええか分からんよな」「こうしたらええんちゃう？しらんけど」的な映像。
- しらんけど
まさかのアンコール1曲目がこれ(笑) CDTVでまさかのフルサイズで披露されたこの楽曲(笑) んで衣装がこのMVとは全然違って、全身黒のスーツでめっちゃかっこよかったのよ！！！！実は本編最後の衣装が安っぽいアロハシャツみたいな衣装で、なんかアイドルらしくない衣装で正直「この衣装で本編終わるのか…」とがっかりしたのよね（個人の感想です）。でもこの黒スーツがカッコよすぎてアロハシャツ許した。2番Aメロの怒涛の淳太くんの知らんのか～いシャトルラン、音楽番組とは全然違う言い方をしていて面白かった(笑)
- 進むしかねぇ
- Mixed Juice
『進むしかねぇ』で外周を回った後、センステにジュースの被り物を発見(笑) それを被って上着を脱いでツアーTシャツになっておかわり。最後はけ際にりゅかみ筆頭にジュースでぶつかり合いっこしていたんだけど、ステージの前の方でそれをしていたから、落ちないかちょっとひやひやした。
以上。ざっと総括すると、うまいこと考えたなと感じる演出やセトリもあったし、久々に関西ならではのノリの良さを体感した一方で、「こういう面は今の自分とは合わないな」と改めて実感した点もあった。これはWESTが悪いというよりは、私の考え方がこの3年で大きく変わったからだと思う。ただ重岡くんのユニット曲の幅はもう少し広がってもいいかなぁ。
会場の中で席がそこまでいい方ではなかった上にスタトロもなかった（ファンサがもらえる可能性が限りなく0に近い席だった）中で、退屈した瞬間が無かった点を考えると、全体的にきちんと作りこまれたライブであることはよく伝わってきた。6月迄と比較的長めのツアーではあるが、どうか最後まで完走できることを願ってやまない。
では。
