終わらないで Fantasy

どんな宝石より 心奪われたんだ

Hey!Say!JUMP楽曲大賞に投票してきた件。前編

どうも。

 

先日、「ジャニーズ楽曲大賞」の派生イベントである「Hey!Say!JUMP楽曲大賞2007-2017」が開催された。1グループだけの楽曲大賞とはいえ、3000人が参加した大規模なイベントとなった。ベスト盤ファン投票とはまた違ったランキングになったり、自分が思った順位とはかなり違った曲があったりと、かなり興味深いランキングになったため、上位30曲くらいは解説したいくらい今熱が上がっている。また、楽曲大賞の醍醐味であるコメントも、今回も名言が多数出ていた。本当に毎回素晴らしいコメントばかりで、私は楽曲大賞のピックアップコメントを集めた本の発売を心待ちにしている。例え順位という点では下の方でも、その人にとってはナンバーワンで、一人一人大切な想いが込められているのだと改めて気づくことができた。そしてありがたいことに、「ジャニーズ楽曲大賞2016」に続いて今回もコメントを採用して頂けた。率直に嬉しい(笑)

上位30曲解説の前に、先ずは私が投票した曲について語らせてほしい。今回の投票可能曲数は、楽曲部門5曲、7部門3曲、BEST部門3曲、ソロユニット部門3曲、現場部門1つ、自担部門。コメントをつけられるのがなんと15箇所とかなりのボリュームで、投票し甲斐があった。正直15の枠に収まらないくらい好きな曲、現場はあったものの、厳選するのもまた楽しさ。厳選に厳選を重ねた14曲+1現場を実際の投票結果の順位とともにお送りする。

 

☆楽曲部門☆
1位 ウィークエンダー (2014年発売シングル)(1位)

「水木金じゃまだ早い〜」初めて聞いた時に何だこれは!と感じながらも思わず口ずさみたくなるキャッチーやメロディーと歌詞。ジャニーズ楽曲大賞2014で2位を大きく引き離し断トツ1位だったモンスター曲は3年前のJUMPに大きな勢いを与えてくれた。

 『ウィークエンダー』は私がHey!Say!JUMPにハマるきっかけとなったドラマ「金田一少年の事件簿N」の主題歌で、自分の中ではかなり思い入れが強い。サビの歌詞がとにかく衝撃的だったな(笑) 「え?まさかの放送曜日をネタにした曲?」って。斬新な歌詞。でもどこか懐かしさを感じるアレンジも相まって、1度聞くだけでクセになってしまう。今やHey!Say!JUMPの代表曲のひとつだが、実は売り上げで言うと、この一つ前のシングル「AinoArika/愛すればもっとハッピーライフ」よりも低い。今のHey!Say!JUMPで売り出したら物凄い数字を叩き出しそう…。でも、この曲を聞いて、「Hey!Say!JUMPはきっとこれからどんどん良い方向に進める」と確信したから、2014年にリリースしてくれてセクシーサンキューと言いたい(グループが違う)。

 

2位 我 I Need You (2015年発売シングル)(5位)

「ご存知ですか?こちら、実はシングル曲なんです!」と顔を前のめりに出しながら訴えかけたい程扱いが不憫だった隠れた名曲。ガシャガシャしてるけどカオスではない、わちゃわちゃしてるけど甘過ぎない、程よく楽しい楽曲なのでライブ定番曲に希望します!

「リトルトーキョーライブ」のテーマソング。この曲、シングル曲なはずなのだが、PVもなければ音楽番組で歌われたことすらない。ということが出来たのは2017/8/3まで。前の記事(Hey!Say!JUMPのシングル曲で最も不憫な曲『我 I Need You』がテレビ初披露された件。 - 始まってゆくBrand New World)を参照していただければわかると思うが、2017/8/4放送のMステで念願のテレビ初披露を遂げた。それだけ熱狂的なファンが多い楽曲大賞。楽曲についてもこのブログで解説しているので省略で!

 

3位 Fantastic Time (2016年発売シングル)(24位)

「可愛い」のイメージで定着しかけていたHey!Say!JUMPの驚異的なダンススキルとカッコよさを世間に知らしめたEDM。"革命前夜の決意を持っ"たHey!Say!JUMPに怖いものなんてもう存在しない。

音源解禁の時点で、「凄い曲が来たのでは」と感じた。そしてPV解禁でカッコ良さのあまりテレビの前でソファごとひっくり返りそうになった経験は初めてであった。2015年の「Chau♯/我 I Need You」から前作の「真剣SUNSHINE」まで、ふわふわかわいいからわちゃわちゃかわいいまであらゆるかわいいを網羅して新規ファンをごっそり獲得して来たJUMPが、遂に「かっこいい」にシフトチェンジした瞬間だった。日経エンタに「かっこいいにシフトチェンジした時のギャップ効果も狙っているのでは」といった感じの記述があったと思うのだが、まさにその通りだった。指の角度までぴったり揃った文字通りの「群舞」は圧巻の一言に尽きる。そして顔がむちゃくちゃいい(語彙)。私はこの曲はトップ10当確だと思っていたのだが、意外にも実際の順位は24位。楽曲大賞ならではのなかなかに興味深い結果であった。

 

4位 Through the night (2014年発売シングル「ウィークエンダー/明日へのYELL」収録)(56位)

コンサートももうすぐ終盤に差しかかろうとしていた時、夥しい数の火柱の中で黒のカジュアルでスタイリッシュな衣装を着てセンターに立つ薮くんのフェイクで幕開けし、会場が割れるほどの大歓声の嵐、まで想像できてるのですが、実現はいつですか? 

採用されました↓

JUMP担お得意のセトリ落ち亡霊芸である。「なぜこの曲を歌わなかった…!」と頭を抱える曲はJUMPには数多く存在してしまっているのだが、私は特にこの曲を推したい。ベスト盤収録曲投票の際に、「出来ることなら10票分全てこの曲に入れてしまいたい!」と思ったほどである。この曲、とにかくカッコいいのである(語彙)。コメントにも書いた通り、4ビートを打ち始めて間もなく薮くんのフェイクでこの曲は走り出すのである。控えめに言って「最高」の一言に尽きる楽曲なのである。歌割りはかなり細かくなっているのだがこれまた素晴らしい割り振りになっている。特に2番サビは是非「Through the night 歌割り」で検索して、音源聴きながら見て欲しい。因みに通常盤のみの収録なので、音源はすぐに手に入るはずである。この曲を初めて聞いた時に「絶対ライブで映える」と確信したし、そう確信したオタクは少なくないと思う。しかし、「Through the night」だけにスルーされてしまっている。全く笑い事ではないのだが、JUMPにこの曲を見つけてもらえる日をひたすら待つ事にする…。

 

5位 DREAMER (2010年発売アルバム「JUMP NO. 1」収録)(3位)

ファーストアルバム収録のJUMPの所信表明の1曲。発売当時はまだ3人しか成人していなかったJUMPの最年長、薮くんが「いつだって僕らも 夢で輝くよ」とアイドルとして至高の言葉で締めくくった曲を聴いてJUMPの未来に期待しないファンはいなかっただろう。

 JUMP担ならみんな大好き、いや、オタクならきっとみんな大好き『DREAMER』。通称「薮帝国の国歌」である(違う)。この曲は何を隠そう、薮宏太くんが作詞し、歌詞が銀河一の最高で最強のアイドルソングなのである。是非アイドルオタクの皆さんには一度検索して音読して欲しい。自然と涙が溢れるはずである。

泣き顔の帰り道 夜空に浮かぶ月のように

見上げれば 君にエールを送ってる僕達が そばにいるよ

歌詞の全てがいいので引用することすらもったいなく感じるが、特にここはまさに「アイドル」という存在を体現した箇所である。「辛いことがあった時、僕達を思い出して笑顔になって欲しい」と言う、薮くんからの有難い御言葉なのである(拝)。何より凄いのが、薮くんがこの歌詞を書いたのが19〜20歳の時だと考えられることである。今で言う佐藤勝利くんや松島聡くんくらいの年齢である。いや、ヤバい(語彙)。これがファーストアルバムの1曲目に収録されている。強すぎる。

 

○Hey!Say!BEST部門○
1位 スギルセツナ (2014年発売シングル「AinoArika/愛すればもっとハッピーライフ」収録)(3位)

「過ぎる刹那」かと思いきや、どうやら「切なすぎる」を入れ替えたタイトルらしい。何が何でも「ス」で始めたい彼らの拘りに思わずクスリとしてしまうが、クールに大人っぽく歌い踊るBESTのギャップに一発KOである。

Hey!Say!BESTの曲の中で私が断トツで一番好きな曲である。キザ過ぎず、洗練されたクリアなメロディー、余計な音を極力削ぎ落としたアレンジ、偏りが少なく適材適所の歌割り、LWMで披露されたイスを使った振り付け。何を取っても最高なのである。DEAR.の年末年始ドームで披露されたと聞いて、『スギルセツナ』過激派の受験生(※センター試験直前)は赤本を前にハンカチギリィ…する以外に打つ手がなかった(私のことです)。ただ、一つだけ物申したいのは、何故かカラオケのDAMの機種にこの曲が入っていないのである。同じシングルに収録されている7の曲(『Oh! My Jelly!〜』)は入っているのに…。

 

2位 Speed It Up (2016年発売シングル「真剣SUNSHINE」収録)(5位)

ここ数年ずっと自分達のコーナーでふざけまくっていたBESTが全員25歳以上になりおふざけを一切封印し、熱く激しくセクシーに歌い踊ってオタクを一網打尽にした。一線超えたBESTはこんなにもSexyなのだ。

 この曲を聴いて爆発しなかったBEST担は居たのだろうか?(反語) CARnivalカウントダウンではガンバレッツゴーを全力で歌い、CARnivalツアーではスーツで伊豆に行き、smartでは『スクールデイズ』をサビ前で止め、LWMでは筋トレをし…とここ数年自分たちのコーナーでふざけ倒し過ぎてオタクに「そろそろ真面目にやってくれ」と言われていた中にブッ込まれた。髙木くんのセリフも相当エロいが、2番の薮くんのソロパート「一線超えた君は こんなにもSexy」がまぁーーーーエロい。特にライブ映像は薮くんと髙木くんがセットで抜かれているのだが、懐妊注意とだけ警告しておこう。平成生まれだからと侮るなかれ、もう26歳(当時)になった最年長2人の本気の色気は凄まじい。

 

3位 Score (2010年発売アルバム「JUMP NO. 1」収録)(2位)

smartコンでの学ランの印象が強いかもしれないが、もともとはBEST担なら誰もが大好きな名曲である。10周年を迎えた彼らに「横を見ればいつでもBESTな仲間がいる」と歌ってほしい。BESTコン待ってるよ。

 薮くん作詞曲である。5人のBESTを五線譜に例えたそのセンスが先ず素敵。「見栄張り合いながら」と言う歌詞に、当時まだ10代のメンバーもいたBESTが、まだお互いを完全に受け入れきれていないと言うか、衝突する部分もあったと言うか、少し意識していた部分があったのかと考えると胸が少し締め付けられる。まさか10周年迎える頃にいのたかが蜜月期を迎えるとはね〜(笑) 明らかに7の方が尊重されていた時期もあり、年上の彼らは何も思わなかった筈はないと思う。まだ彼らは諦めていないと言っていたBESTの単独コンサート。諦めていないと言ってくれたのが嬉しかったし、是非本編最後にはこの曲を歌って欲しい。We are Boys Excellent Select Team!!!!!

 

…多い!!!書いてみたものの、ここまでですでに5000字以上書いてしまい、かなり長くなって読む側が疲れないためにも、ここで一旦区切らせていただく。