未完成の名もなき風景〜ARASHI LIVE TOUR 2017-2018 「untitled」12/1東京 レポ
どうも。
改めて、「ARASHI LIVE TOUR 2017-2018 「untitled」」の東京ドーム公演に行ってきた。やはり嵐、未だに国民的アイドルとしてジャニーズのエンターテイメントを引っ張り続ける存在に相応しいライブだった。その一部始終を自分なりに記録に残そうと思う。
・OVERTURE
基本的にジャニーズのライブのオープニング映像と言うと原則としてメンバーが出て来るが、今回は風景がベースで、メンバーは一切出てこなかったのが斬新だった。「名もなき風景」がテーマだったように感じた。
・Green Light
制御ライトはタイトル通りの鮮やかなグリーン!メンバーはメインステージのモニター前?近く?のリフターの上に登場。モニターにはマルチアングルのようにメンバー個人のアップが5分割で表示。席が遠くてもどれが誰なのか分かる親切っぷり!翔くんの煽りもあって会場の熱気は1曲目にしてガーンと上昇!
・I’ll be there
なんと、メインステージバック全体が大きな大きなモニターに!!!『Green Light』で表示されていた部分はなんとモニターの一部に過ぎなかった!あの、本当に、本当に大きい。普段ならセットがある部分が全部モニターなのだ。ドームの最上席でもモニターがはっきりと見える。いや、むしろ上の席の方が見やすいかも?それくらい大きい。今回のコンサートは、この大きなモニターが大活躍することとなった。制御ライトはブラウン系だった。
・風雲
・Attack it!
・Happiness
『風雲』でムービングステージで後ろの方まで移動。制御ライトは赤。『Attack it!』は本当にテンションが上がった!最近全然歌っていなかったよね?(調べてみたところ、2011年の「Beautiful World」以来?違ってたらすみません) そして曲中に最初の挨拶。『Attack it!』って確かに最初の挨拶に使われるイメージが強い。曲調が煽りにぴったりだもんね。松潤の「5万5000人幸せにしてやるよ!」、二宮くんの「いらっしゃいませーー!!!」、相葉くんの「盛り上がってんのぉーー!?!?(正式表記は全ての文字に濁点が付きます)」、大野くんの「はぁ〜い!?」「untitled祭り\でい/」、翔くんの「調子はどうだTOKYO〜〜〜〜!?!?」と嵐の鉄板挨拶を聞くと本当に嵐のコンサートに来た実感が湧くね。因みに翔くんが「調子はどうだ!?」と尋ねた回数は12回だった(多分)。制御ライトはメンバーカラーベース。そのボルテージのまま『Happiness』は楽しすぎて死にかけた。制御はなし。
・映像
今回のコンサートでは要所要所に風景&ナレーションVTRが挟まれる(ユニット曲を一気に4曲やる構成のため、ソロ曲の間に衣装替え…と言ういつもの嵐のスタイルが出来ないためと思われる)。1回目は出会いがテーマ。
・UB(相葉・二宮)
両サイドの花道の曲がり角から2人が向かっていって、センターステージを経て逆サイドでフィニッシュ、と言った動きだった。いやぁ、歓声が凄かったなぁ(遠い目) ごめん、櫻葉クラスタだからそんなににのあいには湧かなくて、結構客観的に見てた。間奏でコンテンポラリーダンス(と言う名の「組体操(二宮談)」)があるんだけど、まぁ〜〜〜〜〜〜ここが歓声のピークだったよ。みんな落ち着いて。制御ライトは、2人がいる位置の近くがメンカラに光ってたんだけど、綺麗だった。黄色と緑だから色の組み合わせが良かったね。最近知ったんだけどUBってユニットバスなんだね。
・Come Back(櫻井・松本)
メインステージでイケイケにカッコよく!2人で歌うと言うよりは、翔くんと松潤がクールさで対決する対バンライブみたいだった。ヒップホップというか、ストリート系?あまり詳しくないんだけど、そんなイメージ。制御ライトはメンカラの赤と紫がベース。
・夜の影(大野・二宮・松本)
こちらも『Come Back』とはまた違ったベクトルでクール。なんと大野くんによる振付。でもMCで言われる前に振付を見て何となくそれっぽいなって思った。
・映像
『バズりNIGHT』の皆さんによるオタクLINE風映像。
雅「いやぁ〜、皆さんお久しぶりです。今日はですね、時間がありますか?」
翔「はい!こんにチワワ」
雅「ぐふふふふふ」
翔「大丈夫!今日はノーjob!ぐふっ」
雅「あの、本題に入らさせていただきますが、今日あの伝説の3人がライブをされると聞いたのですが、行きませんか?」
翔「伝説の3人?」
(ギャル3人の写真)
翔「うおおおおおお」
(ギャルの写真)
翔「髪なっが」
(ギャルの写真)
翔「毛根つっよ」
(ギャルの写真)
智「うおおおおおおお!シャンプーの減り早そう。その詳細、キボンヌ」
雅「では、行くと言うことでよろしいですね?」
智・翔「ふむ。宜しいざます」
雅「あのー。 1つ聞いてもよろしいでしょうか? 初めてのライブなもんで…うちわも持っていった方がよろしいでしょうか?ペンライトは?あの、ハッピを着て行きますよね?メガネってやっぱり外したほうがよろしいでしょうか?そうなると眼科に行ってコンタクトを作って、ああああああ」
翔「おじょおおよよおじょおじょおおじょおじょ落ち着くナリ〜〜」
智「何が何だかパルプンテ」
雅「では、渋谷のハチ公前で!」
智「渋谷って、どこンゴ?」
翔「アキバしか、知らンゴw」
雅「渋谷へ進出〜〜」
読み方が絶妙にキモくて超面白かった。
・バズりNIGHT(大野・櫻井・相葉)
さっきの映像に登場したオタク3人がメインステージに登場(笑) バンダナを頭に巻いて、チェックシャツ、地味ズボン、ダサメガネ、リュックの中にはポスターの筒(笑)(相葉くんのリュックにモデルズ、翔くんのリュックに大宮だった気がする。翔くんはいずこへ) 1塁側花道を通ってセンステへ。途中で馬跳びをするのだけど、翔くんが転んでたのはわざとなのかアクシデントなのか…。センステに到着した後の間奏は、ジュニアがキンブレみたいなライトを持って、真っ暗な中オタ芸。そして、間奏最後の「アンビリーバボー」の後、出て来たのは…映像のオタクLINEで出て来たギャル!!!! いや!最初何が起こったかわからなかったよね!!!すーごいの!!脚ほっそくてなっがいの!!!相葉くん!!!WSとか雑誌とかに出るだろうから見て!!!この衝撃は本当に百聞は一見にしかずなので…でもここに闇のお写真貼るわけにもいかないので…(小声) 大サビの間ずっと「相葉さん!!!脚!!!!綺麗!!!!」と叫び続けてすみませんでした。
曲が終わり、末ズがツアーTシャツを着て登場。から「今のなんだったんすか?」とツッコミ入れながらのギャル3人衆回収タイム。かなりのボリュームのウイッグを取ると大野くんの艶かしい肩が露わになって若干ざわつく東京ドーム。
雅「ちょっと、脇毛くらい処理しなさいよ!」
智「見ないでよ!」
潤「あの曲(夜の影)の振付、このオッサン(大野くん)がやったの」
智「私がやったの」
大野くんの肩に手を乗せる松潤に対して、
智「力が強い!痛い!」
和?「最後に一言どうぞ」
翔「皆さんの貴重な時間を頂戴して、有難う御座いました」
・映像
風景&ナレーションVTR、2回目は「つながり」がテーマ。
・大野ソロアクセントダンス
鎖に繋がれた大野くんが、解放される、みたいなストーリー。後ろの大きなモニターの動きに見事に合っているダンス、流石。
・つなぐ
・抱擁
メインステで。『つなぐ』が終わった後、上着を脱いでいた記憶がある。
・お気に召すまま
こちらはシングル「つなぐ」の初回盤のカップリング(自分が知らなかったので記録として…)。センステに移動。途中で、5人で肩に手を置いて1列になるみたいな振付があるんだけど、そこで翔くんの手がとなりの相葉くんの肩に届かなかったのを櫻葉クラスタは目撃して滾った。
・Bittersweet
・GUTS!
『Bittersweet』は花道、『GUTS!』はバクステで。『GUTS!』が、じいまごとおふざけトリオに分かれて一緒になって肩を組んでセットでダンスをする、みたいな感じだったのが可愛かった。おふざけトリオは、二宮くんを右側に翔くん、左側に相葉くんで挟んでた。
・Doors 〜勇気の軌跡〜
松潤から「前半最後の曲です」と曲紹介が入ってからのイントロ。ムービングステージ上で。白と水色の制御ライトが爽やかで綺麗だった。
MCは別の記事に書きます。
・アクセントダンス(Step and Go→Zero-G→truth →P・A・R・A・D・O・X)
センターステージでアクセントダンス。嵐の楽曲のイントロのワンフレーズが随所に使われていて、「あ!」とクイズみたいに気づくのが楽しかった。
・Sugar
そのままセンターステージで。制御ライトの使い方が良かったな。メンバーが指した方だけライトが付くみたいな。魔法みたいで綺麗だった。純粋に曲がかっこよくて結構好きだったんだけど、さらに好きになった。
・NOW or NEVER
パズドラのCMでお馴染みのあれ!ただ、CMでは踊っていたのに今回花道曲だったのが少し残念…あのダンスが好きだから見たかった…。
・映像
風景&ナレーションVTR。テーマは「別れ」。
・Pray
登場で使用していたステージリフターが再登場。冬の街並みを映した映像と、雪が降るように部分的に白く光る制御ライトが本当に綺麗だった。
・光
リフターから降りる。制御ライトはライトイエローでこちらも綺麗で先ほどと打って変わって明るい雰囲気に。
・君のために僕がいる
・ハダシの未来
はい、絶対に楽しい定番曲ゾーン!!個人的には『PIKA★★NCHI DOUBLE』をやっと!やっと!!生で聴けたのが本当に嬉しかった!!!大変な時期に一番心を支えてくれた曲なので…本当に歌詞も好きで…いつか生で聴きたいってずっと思っていて、でもデジタリアンでは聴けなかったので。普通のファンサ曲なのにボロボロ泣いてた、という個人的記録を残させてください。
・Believe
・Monster
今回アルバム曲にがっつり系のダンスナンバーがあまりないからか、既存曲で終盤のクールなダンスナンバーゾーンを構成。『Believe』のアウトロとか、テレビで見ていたダンスが目の前で繰り広げられていると本当に滾るね。『Monster』の火柱は裏切らなさすぎた。
・A・RA・SHI
別記事に書くが、MCで「この曲のラップを歌ってほしい」という話題になったので、そのMC通り、「今日もテレビで言っちゃってる〜」のラップを翔くんが「歌って!」とマイクを客席に。なかなかラップを歌わせることはないそうで(確かに早口で難しいから)、かなりレアな体験が出来た気がした。翔くんありがとう。あとは最後の「ゆずれないよ〜」の部分もみんなで。大野くん歌うますぎ。
・映像
風景&ナレーションVTR。テーマは「未来」。
・Song for you
曲の前に簡単な挨拶があり。まさにミュージカルの最後のグランドフィナーレを見ているような華やかさ。音源だけで聴いていると長いと感じることもあったが、やはり視覚的なエンターテイメントが加わると、曲調がコロコロ変わるのも相まって、1つの物語を見ているかのようなワクワク感があった。あまり何も考えずに音源を聴いていたから、最初が大野くんソロ、次ににのあい、次に翔潤、最後は全員と言うブロック分けだったことにコンサートで初めて気づいた(遅い)(流石に10分以上踊りっぱなしはキツイ)。最後の壮大なバラードブロックでは、大きなモニターに今までの写真かバーーーーーっと出てきて、アニバーサリーツアーレベルにエモーショナルな終わり方だった(宣材のみならず、オフショットなどもあった気がした)。
・「未完」
『Song for you』で如何にも終わると見せかけて終わらないのが嵐である。アルバムで唯一と言って良い、かなり激しめなナンバーなので、後半のダンスナンバーゾーンに入るかと思ったが、なんとまさかの本編ラスト。なかなかこういう曲調でコンサートを締めるのは難しいように思えるが、敢えて激しい曲で終わらせて余韻を残すことで、まさにライブのコンセプトでもある「未完成」を表現しようとしたのかもしれない。常に挑戦の心を忘れない姿勢に感銘を受けた。
本編が終わり、メンバーがはけた後、スタンド席の制御ライトが「ARASHI」「TOKYO」の文字が流れるように出て来た。これがとても綺麗で、皆見とれてしまって、アンコールがなかなか揃わないと言う珍しい事態に(汗)
アンコール恒例のフロートタイム!たとえ席が上の方でも超楽しい!!!(語彙)
・彼方へ
フロートからメインステージへ。最後に一人一人見せ場があるところは、他のメンバーがその歌っているメンバーの方を向いているのがとても嵐らしくて良かった。その様子が大きなモニターに映し出されてて微笑ましかった。敢えて壮大にしすぎない演出だったけど、とても印象的だった。アルバム曲の中で一番好きだったけど、さらに好きになった。曲が終わって最後にメインステージから下がって行く前に、翔くんが我先にステージのせり上がった部分?に走って行って。何するのかと思ったらディスコスターバイバイ!!!それを見た相葉くんは負けじとディスコスターウォーク!!!!さっ…櫻葉…あんたら…(滝涙) 3年越しのディスコスター様にめっちゃ涙出たし、3年経っても翔くんがコンサートでやっちゃうくらいディスコスターが本当に大好きなのが嬉しかった…! 3年前も嬉しそうにディスコスターのこと話してたもんね…。これからもディスコスターやり続けてください…(滝涙)
そしてそのまま下がって行って1回目のアンコール終了。もう既に満足感が凄くて「あーーーー楽しかった!!!!」と普通に帰れるテンションだったけど…!?
・カンパイソング
『彼方へ』で下がって行った部分からメンバーがダラーンと寝そべった状態でメインステに出てくる(笑) 「もういっちょやっちゃいますかーーー!!」と最後の一騒ぎ。メンバーもライトを持ってグラスに見立てて乾杯!確かにこのライト、グラスに見えなくもない!?(笑) コールもあるし、コンサートの締めにピッタリな歌詞だから、『エナジーソング〜』や『ファイトソング』みたいなコンサートの定番盛り上がり曲になっても良いなと思った。最後は「バイバーイ!」「気をつけて帰ってね〜!」と敢えて普通にステージ横の階段を降りてはけて行った。
いや〜〜本当に楽しかった。この一言に尽きる。今回のコンセプトはおそらく「名前のない景色」「未完成」と言った、少し抽象的なものだったから、どのように表現してくるのかワクワクしていた。アルバムもかなりハイクオリティだったし。一番印象的だったのは、やはり照明と映像。前回行ったデジタリアンは初めて制御ライトを導入したツアーだったけど、3年経った今回はもう凄まじい進化を遂げていた。制御のプログラム?を読み込むのも簡単になったし、制御で出来るパターンが何倍にも増えてた。本当にライトが綺麗だった。映像は、何度も言っているけど本当に今回大きなモニターで。逆にセットが何もなかった。普段セットになっていた部分が全てモニターになっていたのだ。セットを作らないことで、コンサート会場がどのような景色にもなる、それこそ「名前のない景色」を体現していたのかなと。色んな映像を写すだけでなく、モニターそのものが動いたりもしたので、まるで生きているような感じだった。なかなかこの圧巻さが伝わりづらいのがもどかしい…。
やはり嵐のコンサートは一定のクオリティの高さがもう保証されていることが今回のコンサートでよく分かった。それも毎年同じものではなく、きちんと新たな挑戦を考えている。今回だったら、それこそセットを作らないステージ構成や、『Song for you』と言う10分を超える曲をやるなど。18年経っても飽きさせないコンサートを毎年考え出し続けられる松本潤の脳内は一体どうなっているのか…。毎年申し込みが殺到してチケットが今でも取れないのも納得だ。そりゃこんだけ楽しいならみんな行きたいよ。
ということで、だいぶ遅くなってしまったが、これにて「untitled」のレポを締めさせて頂く。MCはまた書けるときにゆっくり書いていくつもりである…急かさないで…(笑)